小咄ー22
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羊飼いの少年はまだ15歳、毎日羊の番をしてのどかに暮らしていた。春のある日、羊の盛んな性の営みを見て、性に目覚めてしまった。そしてその後、日夜得体の知れないもどかしさと苦しさにさいなまれる事になった。
「俺はとんでもない病気に罹ってしまった」
そう考えた少年は町へ出て医者を訪ねた。
あいにく先生は留守で奥さんが出てきて「大抵のことは私にも分かるは、話してごらん」そこで少年は自分を苦しめている病の状態を伝えた。「あら、そんな事、それじゃ私が治してあげましょう」と寝室につれて入った。それから30分後少年はすっかり元気になって帰っていった。
しかし5~6日たつと又、同じ病気が始った。それで直ぐに病院に走った。今度は先生が居た。彼の病状を聞いた先生は「とんでもない奴だ、馬鹿で阿呆で、お前みたいな奴はすぐに帰れ」 少年は腹を立てて言い返した「帰りますよ、けど先生は奥さんよりかなり藪ですね、奥さんは俺の病気をすぐに見抜いて治してくれたんですよ、ただお薬が少し足りなかったんで、又はじまったんですよ」
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