文化・芸術

小咄ー11

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 小咄ー11 「品さだめ」

のどかな昼さがり、

「純ちゃん、君のお母さんのお乳は、ふっくらしていておいしそうだよ」

「いや、晋ちゃんのお母さんのお乳の方が、色も白いし よっぽどおいしそうだよ」

「そんなことないよ、純ちゃんのお母さんの方がうまいに決まってるよ、第一、乳首の形が良いよ」  子供の会話はいつもとんでもない事に花が咲く。 

これを聴いていた庭師の男  「ガキのくせに何をぬかす、だまって飲んでりゃいいものを。 品定めなら俺がしたよ。 どっちも最高に上等だよ」                      

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小咄-7

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   ット小咄-7

 「労働協約」

彼は仕事を終えて家に帰ると、作業服に着替えて庭の芝の手入れを始めた。

その庭の前の通りを、上品な婦人が通りかかり足を止めて、彼の熱心な仕事ぶりを見ていた。

「あなた、こちらの仕事がすんだら私の家に来てくれませんか。今 庭師を入れようと思っているの、あなたの様に熱心な人に来て頂きたいのよ。お手間賃はお好きなだけ」     

「いや、私はお金が欲しいのではありません。実はこうして働いていると、こちらの可愛いい奥さんが一緒に寝てくれるんです。」                                 

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小咄-6

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    ネット小咄-6

   「千変万化」

「あんたの浮気にはもうアキアキしたわ、文句もいいあきたわ。どうしていつまでもいつまでも止められないの」

「うん、お前にはすまんが、女ってものは身体も気持ちも一人一人ちがうんで、とても面白くて」

「あら、みんな違うの」

「そう、たとえば身体だが、広いもの 狭いもの 浅いもの 深いもの すぐに沸騰するもの なかなか燃えないもの・・・などがあってさ」

「じゃ、男も一人一人違うのかしら」

「そら女と同じさ、太いもの 細いもの 長いもの短いもの、早いものや遅いものもあるだろう」

考え込んだ奥さん、「そう、決めた。あなた遠慮せずに浮気なさいな、私も負けずに男の

千変万化を探してみるわ」

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小咄-4

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   ネット小咄-4

「相場の報告」

田村くんと、木村くんは繊維会社に勤めていて仲がよかった。

ある時田村くんは仕入れで出張せねばならない事になった。だが彼は以前から奥さんの身持ちについて疑念をもっていたので木村くんに留守中の見張りを頼んだ。そして「もし何かあれば、電報をよこして欲しい」  「よし、引き受けた。だがあまり露骨な事は書けないから、商業文で書くよ」

三日目に次のような電報が届いた。「レデイス・シュミーズ、アガル。メンズ・ジーンズ、サガル。ケガワモミアイ」

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小咄-3

Kobanashi

     ネット小咄

      その3

「犬になった」

 夜の会話、「どこへ行くの」「トイレだよ」
「嘘でしょ」
「ほんとだよ、嘘なんかつくもんか、もし嘘  だったら犬になって、おまえに謝るよ」
それでも信用できない妻は、夫の足に紐を結びつけた。妻の熟睡を見て夫は立って行ったが、足首の紐を寝ていた愛犬の首に結び替えた。そして隣家の彼女のもとへ直行した。なかなか戻って来ない夫を不審に思った妻は紐をたぐりよせた。
「あらっ、やっぱり嘘だったんだ。犬になってしまったわ」

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ネット小咄

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        ネット小咄

         その2

      「まず、俺の治療だ」  

「先生 、大変です」 「どうしました」 

「うちの息子が、女中を犯してしまったんです」 「若気の至りだ、そんな事もあるでしょうよ」

「それが、そうじゃないんです。病気を移してしまったんですよ」 「ほう、それで。」

「その女中と俺が、おととい、やってしまったんだ。そしてその夜、嫁さんとやったんですよ。」 「なにっ・・・・・。」先生のあわてぶりに驚いた男は、訳の分からないまま帰った。                                               

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ネット小咄

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ネット小咄

その1

『アダムとイブ」

三人の小娘のおしゃべりがはじまった。

「ねえ、アダムとイブは地球上で一番最初に現れた人間でしょう、なのに何故おヘソがついているんでしょ。画家がおヘソを描いたのは間違いだと思うは。」

「その通りよ。それよりも、アダムは葡萄の葉で、前を隠しているけど、あれはどんな方法でくっつけているんでしょうね。」すると今まで無口だった最も若い娘がこともなげに「勿論、ヘヤーピンでしょ」

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古代の京都

昨日、上加茂神社の御戸代能を拝見した。今年で4回目、この能の来歴は孝謙天皇の時代まで遡る。(大仏建立の時代ですよ)緑深い神苑の中、傍には御手洗川もながれ、校倉の建物も見える。音響設備も空調設備もなく、全くの自然の中で神に願う民の声、と舞、撮影禁止でここに影像が出せないのが残念ですが、主な演目は「吉野静」。白拍子姿の静御前が義経を逃がすために、懸命に舞う。この曲自体演じられるのが珍しいらしい。吉野における静御前については「二人静」が有名ですが、(私の画廊、ゆめーうつつシリーズ、二人静参照)どちらも、男を思う女の一途な心に打たれた、至福の時でした。

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