ネット小咄-4
ネット小咄ー4
「第三の男」
リチャードが家に帰ると、奥さんが男を引き込んで道ならぬ快楽にふけっていた。
その男はあるまいことかリチャードの親友だった。親友のルネは事が終わると慌てることなく身づくろいをして、リチャードを隣の部屋に連れていって、「見つかった以上、はっきり決着を着けよう。彼女が君と僕とどちらを愛しているかを確かめるんだ、そして彼女の希望どおりにする」
「よかろう、だが彼女の真意を知るにはどうするんだ。」
「君はピストルを持ってるだろう。それを二発空にむけて撃つ、彼女が跳んでくる、そしてどちらの死骸にとりつくかだ」 「なるほど、それは名案だ」
二発の銃声がとどろいた。それまでベッドの毛布に伏せっていた彼女は、「あんた、もうでてきていいよ。二人とも死んでしまったから」
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